この鉄道はアトラクション?それとも。
みなさん こんにちは。
もうすぐ平成の時代が終わり、令和の時代がやってまいりますね。
時代の先取りもいいですが、昔を思い出す意味でも昭和を
お話したいと思います。
昭和に建設された「上野懸垂線」が今年の10月までで
休止しようとしています。
このモノレールは実に特殊で、他の鉄道には同じ形式のものが
存在せず、維持管理するコストもかなりかかるとのこと。
「上野懸垂線」お聞きになってお分かりいただけましたでしょうか?
このモノレール、実は上野動物園の東園と西園を結ぶモノレールです。
現在は元気に走行していますが、検査期限を迎える10月末をめどに一旦休止が決定しているそうです。
昭和・平成・令和を繋いできたモノレールが、一度は見られなくなってしまうそう。
時代の変遷を感じますね。
ちなみにコチラのモノレール、動物園内を繋いでいるのですが、入場料とは別に乗車券が必要なんです。
というのも、建設当初運輸省の管轄にあった「鉄道事業」ですが、異なる2地点以上を結ぶ鉄道は
たとえ園内であっても通常の鉄道として有料にするというのが通常の解釈でした。
したがって、コチラのモノレールは園内であっても現在も有料で運行しています。
逆に、この有料化というのを回避した鉄道もあります。
関東にある某テーマパークですが、コチラの鉄道は園内を周回できるよう建設されましたが
有料化を防ぐため園内をぐるっと一周し同じ駅に戻ってくるという設計に変更したとのこと。
確かに、アトラクションなのに入園料+乗車券となると乗らない選択肢が出てきてしまいますね。
最近はこの解釈も緩和され、園内のみで公道上を通らなければ普通鉄道とはならないそうです。
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(スタッフ K)